購入か賃貸か… 建築業界にいても悩む家問題🤔
今回は以前書いた記事の続きで、おうちのことについて書いていきます!
建築業界の人がどんな家を選ぶのか、気になりますよね。そういった側面も含めて書いていきたいと思います。
ではお付き合いください😊
まとめ記事はこちらです。
前回の記事の振り返り
前回の記事でも書きましたが、hanamomo夫婦はこんな感じで考えておりました。
✅建物種別(一戸建て、マンション等)→一戸建て
✅注文住宅か、建売住宅か→注文住宅なら23区郊外、建売住宅なら23区内
✅住みたいエリア、学区→23区西部
✅通勤先までの交通手段、所要時間→30分〜1時間
✅家にかけられる予算→有料FPに相談し、大まかな金額を決定
✅家の広さ、間取り→4LDK
自分たちの判断が間違っていないかを客観的に確認した方がいいと思い、色々な側面からも検討してみることにしました!
家を所有するということ
まず、家を所有するとどんなことが起こるのか考えてみました💡
資産
これは言わずもがなですね!家を持つということは、土地や建物を所有するということ。
日本ではそれは、所有者の資産とみなされます。
土地という資産と、建物という資産の扱いになります。
よって、ローン途中であったとしても、資産の売買は可能になります。
金銭面
次に金銭面での負担が発生します。ご親族の土地を利用する等の理由がない限り、通常では土地と建物に対して金銭が発生します。
土地本体の価格
売買にかかる手数料や人件費等
建物の価格(建物を建てる時の設計代、工事費、人件費)
売買にかかる手数料、人件費等
この金額を支払うために色々な手段があります。
ローン
大きな大きなお買い物の家ですが、大きなお買い物が故に、一括で支払うのはなかなかハードルが高いですよね。
ローンは契約年数にもよりますが、長ければ30年以上のお付き合い。。家を検討する場合はしっかり考えなければなりません。
もちろん!支払い計画もしっかりとしなければ、ローン継続不能で最悪資産(家)を取り上げられることも…!
固定資産税
また、ローンとは別に、資産を所有している人に対して、資産にかかる税金が発生します。いわゆる固定資産税です。(車などにも発生しますよね。。)
新築住宅の場合、軽減措置があったりしますが、あくまで一時的なものです。その資産を所有している限りずっと税金が発生し続けます。
維持費
維持費、これは家を維持するために必要なお金ですね。マンションだと維持管理費という形で徴収されることが多いです。
戸建だとしても、入居した状態が半永久的に続くわけではないので、定期的にメンテナンス費用、設備更新費用として発生します。
仮に35年間住み続けるとしたら、おそらくユニットバスの交換、コンロの交換、トイレの交換、外装のメンテナンス、屋根のメンテナンスなどが発生すると思われます。
自分の好きな家に住める満足感
今までの話とは少々変わりますが、自分の家に住むってことは賃貸では出来なかった色々なことができるようになります☺️
例えば、お庭でBBQ、部屋に合わせた家具をオーダーで作ったり、庭やベランダを家庭菜園にしたり。自分達の土地の中なので、(ご近所との関係にもよりますが)基本的には何でもできます◎
これは賃貸の時にはない大きなメリットですよね!
賃貸と比較すると?
hanamomo夫婦が、家を所有することについて考えて比較した結果はこんな感じになりました。
(賃貸の欄は当時のhanamomo夫婦の状況として記載してます)
自家所有 | 賃貸 | |
資産価値 | ○ | × |
金銭負担 | 増 | 変化無し |
税金面 | 増 | 負担無し |
維持費 | 少々増 | 変化無し |
満足度 | 増 | 経過年数で減 |
家を検討されたことがある方なら想定通りかと思います💦笑
でもhanamomo夫婦にとっては初めてのこと!自分達の選択が正しいか不安で仕方なかったです。
同僚や上司たちはどうしてるか
世間的な情報を調べてみても、年収やバックグラウンドが違ってたりして、参考にならない部分も多かったので、同じ会社の人たちにも色々と聞いてみました。(世帯年収や家族構成も近い人もいるかなと‥笑)
上司(hanamomoの親世代)
現在hanamomoはミドサーと呼ばれる世代です。なのでhanamomoの親世代はちょうど退職される前後の年代の方々です。
彼らの世代の特徴としては、専業主婦とお子さんの4人家族が多いです。いわゆる日本という国がイメージする一般的家庭ですね。
色々と聞いて回った結果、
☑️専業主婦
☑️子供2〜3人
☑️郊外(会社まで在来線急行等を使用して1時間〜1時間半程度)
☑️4LDK
☑️ローン金利が高い時代に購入してるので、ローン借換えが多い
☑️5000〜6500万前後の価格帯を購入
ざっくりこんな感じでした。
ちなみに都内よりは埼玉、神奈川などが多かったです。
あと、家族を持たない方は、23区内の好立地なところにタワーマンションを買っていたりしました。
ローンの金利が高いとしても、家価格が羨ましいです。。
上司(hanamomoの10-20歳上)
hanamomoの10-20歳上のいわゆるアラフィフ世代の方々にも聞いてみました!この世代の方達は、バブル頃に入社して、家を購入する頃はバブルが弾けて大変だったようです。
☑️昔専業主婦、現在はパートだったり専業主婦だったり
☑️子供2〜3人
☑️郊外(会社まで在来線急行等を使用して1時間〜1時間半程度)
☑️3〜4LDK
☑️ローンで変動金利が出始めたので、変動金利への借換えが多い
☑️4000〜6000万前後の価格帯を購入
☑️不景気のため購入時期が割と遅め
やっぱり世代によって違いますね。
この世代独特ですが、家を購入したい時は不景気真っ只中で購入できず、購入した年齢が40歳前後だった方が多かったです。35年でローンを組むと完済時は75歳。。大変そうです。
そして、ローン金利も当初のローンから変動金利に借り換えたる方が多かったです。購入当初に変動金利で購入しても、時代の流れに合わせて借り換えた人が多かったです。
ちなみにこの世代の方は、ローンは変動金利が1番!!って考えてる方が多かったです。。笑
同僚(同世代)
hanamomoと同世代で家を購入している人は少なかったですが、どういう経緯で、どのくらいの予算で購入したのか気になり、いろいろと聞いてみました。
☑️結婚してすぐ、子供ができてすぐ家を購入する人が多い
☑️DINKS、もしくは幼い子供と同居
☑️共働き前提でペアローン
☑️マンション購入者は利便性重視
☑️戸建購入者は少し郊外(会社まで1時間以内)
☑️変動・固定金利が半々くらい
☑️6000万~8000万前後の価格帯を購入
少し上の世代とは明確に違いました!!価値観というか、考え方というか・・
共働き前提、購入時期、購入価格等が異なりますね。そして早く家を所有することによって、老後にローン負担がなくなるように人生設計されてますね。老後の年金問題も心配ですもんね。。
hanamomo夫婦の決断
いろいろな世代の方の話を聞いてみて、どうすべきかを真剣に考えました。ちょうど年末年始の休暇の時期だったので、ずっとそんな話をしてました。
自分たちの決断の確認
いろいろと考えた結果、
①家を購入するなら、少しでも早いほうがいい
②購入しないなら、ずっと賃貸で、老後に購入
このどちらかになりました。
ちなみにhanamomo夫婦の会社では社宅制度があります。
ただ、その社宅ですが、古い、狭い、ご近所のお付き合いが大変、少し不便…などと、入居するのに少し躊躇してしまう問題がありました。
借り上げ社宅という一般的なマンションに住んで金銭面で補助してもらう制度もありますが、どんな社宅形態になるかは運次第…。そして社宅に入居するにしても、社宅に入居できる年齢制限があり、半強制的に追い出されます💦笑
会社に勤めている期間にずっと社宅に入居できるならいいのですが、なかなか現実的ではないねと結論が出ました。
そして、賃貸で定年まで住むとしたらの金額も試算してみました。
当時hanamomoの夫は30歳だったので、家賃20万×12ヵ月×35年=8400万、これに管理費・更新料・駐車場価格が上乗せされます。なかなかな金額ですね・・しかも家賃は世の中の情勢によって変動しますよね。とりあえず20万で計算しましたが家賃相場自体上がってしまうリスクがあります。
前回の記事でも購入する方向かなと思っておりましたが、客観的に見ても購入した方がいい気がしてきました。
ただ、老後どうなるかわからないので、購入するならあまり価値の下がらないエリアがいいかなという結論に至りました。
双方の両親への報告
ちょうど年末年始休暇中だったので、双方の実家へ帰省した際に両親へ報告しました。
どちらの両親も購入することには賛成でしたが、やはり両親なりに心配はあるようでした。
そういった心配があるのは承知の上だったので、今後色々と相談させてほしいとお願いし、hanamomo夫婦の家探しに協力してもらえるよう、お願いしました。
まとめ
まとめます!
後悔しない選択をするためにいろいろな視点から考えてみましたが、自分たちの意思が向いている方向とそんなに大差がないなぁと感じました。
自分たちが悩んだ内容や、出した結論が、このブログを読んでくださる方のお役に立てたら幸いです。
またこの続きの記事を書く予定でいますので、ぜひご参考にしてください。
それでは、長いブログをお読みいただきありがとうございました。
次の記事はこちらです。